私の「まぁ大丈夫だろう」という根拠のない自信のせいで真っ黒に黒ずませてしまったアルミ製の無水鍋…。
オキシクリーンで黒ずませた悲しみの記録はこちらから↓↓↓
[getpost id=”1298″ title=”あわせて読みたい” ]
悲しみから立ち直るべく、黒ずみを落とす効果があるというクエン酸を試してみました。
そもそもなんで黒ずむのか?という原因とクエン酸で煮てみた結果、その後のケアについてご紹介します。
アルミ鍋の黒ずみの原因は?
同じようにアルミ鍋を黒ずませてしまった人の参考になればと書き添えておきますが、
黒ずんだままで調理しても、人体に影響はありません。
そのまま使っても問題ないことが伝わればいいので、以下はさらっと読み流していただいてかまいませんが、一応黒ずみの原因をまとめました。
- アルミ鍋の表面は通常酸化皮膜というもので覆われている。
- この皮膜がアルカリ性の洗剤や研磨剤などで傷つけられると、アルミがむき出しになってしまう。
- むき出しとなったアルミと水が反応すると水酸化アルミニウムが生成される。→水酸化アルミニウムが水の中のミネラルと反応すると黒ずみとなる。
- この水酸化アルミニウムは水に溶けないので、鍋が黒ずんだまま調理しても、料理に水酸化アルミニウムが含まれることはない。
というわけで、黒ずみを放っておいてもかまわないわけですが、なんといっても自分でやらかして黒ずませたわけでして…
無水鍋の輝きを取り戻したくて始めたことなので、できる限り黒ずみは落としたいのです。
アルミ鍋の黒ずみはクエン酸で元に戻せるのか?
こちらが我が家の無水鍋(アルミ製)。鍋の上半分や鍋底のふちなどが黒ずんでしまっています。
この黒ずみを取り除くべく、クエン酸で鍋ごと煮ていきます。
大きめの鍋にクエン酸を入れて、鍋ごと煮る
我が家の場合は、アルミ鍋の外側の黒ずみを落としたいので、アルミ鍋よりも大きい鍋を用意します。
大きめの鍋とアルミ鍋の両方に、クエン酸を小さじ2ほど溶かした水をいれます。
我が家の一番大きな鍋を使っても、無水鍋の上7cmほどがはみ出してしまいました。
仕方なくそのまま作戦続行。
鍋を火にかけます。
水の量は
- 無水鍋はふちから溢れるギリギリ
- 外側の鍋はふち下1cmくらい
どちらもたっぷりとクエン酸水を入れましたが、20分煮ても噴きこぼれることはありませんでした。
これは鍋の種類や火加減にもよると思うので、様子を見ながら調節してください。
鍋を火からおろして水洗いする
20分クエン酸水を沸かし続けて、水洗いした鍋がこちら。
内側の黒ずみはかなり落とせました。
部分的に残ったところもありますが、ここまで落ちれば上出来です。
クエン酸に浸かった部分の黒ずみは落ちた!
鍋の上7cmほどが、クエン酸に浸からなかった部分。
問題の外側は、もうひとつの鍋が小さかったこともあり、クエン酸に浸かっていたところとそうでないところの差がはっきりと出てしまいました。
…そして未だ居座る茶色い汚れたち…
アルミ鍋をすぐに使いたい場合は米のとぎ汁を沸かせばOK
クエン酸で煮た後は、よく水気をふいて乾燥させておけば、そのまま使用できます。
アルミは空気に触れることで自然に酸化皮膜をつくるので、よーく乾かしてあげれば、とくに対策は必要ありません。
でも、クエン酸で黒ずみをとった後、乾燥させておく時間がなく、すぐに使いたい場合もありますよね。
そんな時は米のとぎ汁を15分ほど沸かすようにしましょう。
鍋いっぱいに米のとぎ汁を入れて、火にかけます。
そのまま沸騰させて、15分以上沸かし続けるだけ。
こうすることで強制的に鍋の内側に酸化皮膜を作ることができるので、料理によって黒ずむのを防いでくれます。
アルミ鍋の黒ずみは酸性で落とせる
食材や調理法によって、どうしてもアルミ鍋は黒ずみます。
- アルカリ性の食材を避ける
- 空焚きしない
など、黒ずませないために注意も必要ですが、いざとなったら「黒ずみは取れる」ことがわかったので、どーんとかまえていられそうです。
ちなみに、クエン酸以外でも、レモンの輪切りやリンゴの皮などの酸性の食材でも同様に黒ずみは落ちるようです。
我が家は掃除用にクエン酸が置いてあるので、今後もクエン酸を使用すると思うのですが、食材を使って料理のついでに鍋のメンテナンスをするっていうのもいいですよね。
【追記】
酸化皮膜を作るために米のとぎ汁を沸かしていたら、副産物的に無水鍋の外側の汚れ落しに成功しました!
初回からずっと居座っている茶色い液ダレみたいな汚れがやっと落ちました!嬉しい!
[getpost id=”1398″ title=”あわせて読みたい” ]
コメント