アルミ製の無水鍋を使用するようになって半年。
毎日の調理で汚れや変色が目立ってきた無水鍋をきれいな姿に戻そうといろいろ挑戦しております。
ズボラな主婦のもとへやってきてしまった、我が家の不運な無水鍋。
側面に茶色い汚れがこびりついています。
ここまでひどい汚れがついたのは、無水鍋を揚げ物に使用してから。
いったん揚げ物をあげた後、別のフライパンに揚げ油を少量移して、その後また揚げ物を再開したんですね。
その時ちゃんと油を拭けばよかったのに、そのまま揚げてしまったので、垂れた油が焦げ付いてしまいました。
そんな我が家の無水鍋ですが、アルミの黒ずみ防止のために米のとぎ汁を沸かしていた時に、ついでに鍋の汚れを落とすことができるとわかったので、そのやり方をご紹介します。
アルミ鍋に重曹はNG!
アルミ製の鍋はアルカリ性の洗剤を使って汚れ落としをすると、酸化皮膜が傷ついて黒ずみの原因となります。
重曹はアルカリ性なだけでなく、研磨効果もあります。
黒く変色させてしまうので、アルミ鍋への使用は避けましょう。
重曹と同じくアルカリ性のオキシクリーンを使って、アルミ鍋を黒ずませたやつがここに…↓↓
https://wanamono-gurashi.com/musuinabe-oxiclean/
悪いことはいいません、アルミ鍋にアルカリ性洗剤は使っちゃダメです。
外側の汚れが落ちたきっかけは米のとぎ汁だった
無水鍋をこれ以上黒ずませないように、と米のとぎ汁を沸かしていた時のことです。
鍋いっぱいまで入れたとぎ汁を沸かすと、アクのようなものが上にぷくぷく浮いてきます。
このアク、なんだか茶色くないか?
お米を炊いた時のイメージよりも、泡の色が濃い。
クリーム色のような泡だちの中に、かすかに茶色いカスのようなものも混ざっています。
あれ?もしかして鍋のふちの汚れが取れてる?
何の気はなしに、とぎ汁をつけた菜箸で側面の汚れをこすってみると…
汚れがちょっと取れてる!
箸でこすった部分だけ、茶色い汚れが落ちて、シルバーになっています。
そうと分かればさっそく作業開始です!!
古歯ブラシを鍋の中のとぎ汁につけながら、汚れをこすっていきます。
この時、鍋は加熱したまま。
本来の目的は参加皮膜を作ることなので、汚れ落としの作業は同時進行で行います。
しばらく汚れをこすると…
じゃん!
こすった部分とそうでない部分がはっきりわかるくらい、側面の汚れを落とすことができました!
(鍋の上7cmくらいが黒ずんでいるのは、オキシクリーン事件のなごりです)
この側面の茶色い汚れにはかなり手こずっていたので、汚れが落とせて感動!!!
汚れ落としのポイントは鍋を加熱して汚れを浮かすこと
そういえば、無水鍋の販売ページのQ&Aにも書いてありました。
焦げ付き落としの基本ですが、無水鍋®に余熱が残っているときに水を入れ、洗剤、クレンザーなどをつけてナイロンタワシで洗って下さい。また、すぐにお手入れ出来な いときは、鍋の熱いうちに水を入れてフタをしておくと汚れが落ちやすくなります。
大切なことは、鍋が熱いうちに汚れをふやかして落とすこと。
今までも加熱後すぐに鍋の側面を洗ったこともありましたが、鍋に流水を当ててしまうとせっかくの熱が冷まされてしまい、汚れをふやかすところまでいかなかったのでしょう。
今回は鍋を加熱しながら、側面を濡らしつつこすったので、こびりついた汚れをふやかすことに成功したのだと思われます。
やけどには注意が必要だけど、効果はばつぐん!
どうしても落ちない側面の焦げつきも、鍋を加熱しながらならきれいにできることがわかりました。
でも本当は、ここまでしっかり焦げつく前に、お湯でふやかして汚れを落とすのがいいと思います。
アルミは熱伝導がとてもいいですし、無水鍋のように取っ手までアルミ製だと、加熱中の作業はやけどのリスクがかなり高くなるので、あまりおすすめはできません。
それでもずーっとこびりついていた汚れが落ちたことはとてもうれしかったので、記録として残しておきます。
アルミ鍋の側面にどうしても落したい汚れがある場合、この方法なら落とせるかもしれないので、最終手段としてご検討ください。
もし挑戦する場合は、やけどのないように注意してくださいね!
その他、アルミの無水鍋の輝きを取り戻すため、さまざまな方法にチャレンジしています↓↓
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