こんにちは、いちのせまりです。
おうちに新生児を迎えたあなた、ご出産おめでとうございます!
2時間おきの授乳、次から次へと消費されていくオムツ、布団に寝かせた途端に泣き出す我が子……
新生児との生活は慣れないことだらけですが、毎日必ずやらなければならないお世話のひとつが沐浴です。
さて、どうやって沐浴していますか?
お風呂場でベビーバスにお湯を張って、という場合がほとんどでしょうか。
私も、1人目を出産した時はなんの疑いもなくお風呂場で赤ちゃんを沐浴させていました。
でも、2人目を出産した病院で沐浴指導を受けている時、助産師さんから「洗面台やシンクで沐浴するのもオススメ」と言われ、目から鱗が落ちました。
実際にやってみると、準備も簡単だし、腰も痛くならないし、すごく楽だったので、ご紹介します!
ベビーバスってかさばる
一般的な沐浴といえば、ベビーバスを使ったもの。
沐浴専用の大きなものもあれば、使い勝手を考慮した軽量タイプなど、種類はさまざま。
私は上の子の時、ビニール製のベビーバスを使っていました。
- 軽い
- 使わない時は畳める
と思っていたのですが、ベビーバスの使用期間中、空気を抜いて畳むことはまずないです。
赤ちゃんは毎日洗ってあげるし、そのたびに空気を入れるのは大変。
結局、けっこうな大きさのベビーバスが洗面所や部屋の片隅に置きっぱなしにされていました。
なんて、水遊びに使おうと思っていたこともありましたが…
- 最低限、腰がすわるまではプールで遊べない
- 歩き回る月齢以上になると、ベビーバスでは小さすぎる
ということで、水遊びプールとして使用できるわずかな期間とシーズンが重ならず、沐浴以外に使うことはありませんでした。
ベビーバスを使った沐浴はママの負担が大きい
一般的なベビーバスを使った場合、材質やデザインにはいろいろ違いがあっても、
- 床に置いて使う
- お湯を張った後では場所の移動がしづらい
というところは共通しています。
使用後にお湯を捨てないといけないので、結果として、お風呂場にしゃがみこんでというスタイルになりがち。
でもこれ、すごーく腰に負担がかかります。
- ベビーバスにお湯を張る
- 赤ちゃんを寝かして着替え
- 赤ちゃんを抱え、立ってベビーバスへ移動
- しゃがんだり、低い姿勢のまま赤ちゃんを洗う
- 赤ちゃんを抱え、立って着替え場所まで移動
- 赤ちゃんを寝かして着替え
- ベビーバスのお湯を捨てる・洗う
青字は座った姿勢での動作。見事なまでに立つ・座るの動作を交互に行うんですね(書いてみて自分でびっくり)。
この一見なにげない動作、毎日となるとけっこう腰にきます。
産後のママの身体はデリケート。
まだ骨盤が開いている時期なので、腰への負担はできるだけ減らしたいものです。
我が家の新生児期を振り返ると、オムツ替えで腰をかがめる姿勢もつらかった……。
洗面台で沐浴するならマットを用意して
ママの腰負担軽減のためにいざ洗面台で沐浴!となったら、洗面台に敷くマットが必要です。
洗面台にマットを敷いて、赤ちゃんの足やお尻が直接ボウルに触れないようにします。
(マットなしで直接洗面台で沐浴するというツワモノもいますが、洗面台って硬いし冷たいし、あった方がいいんじゃないかなぁと私は思います)
沐浴マットは比較的リーズナブルなので、挑戦しやすいのも魅力のひとつ。
赤ん坊カンパニーの沐浴マット
洗面台のボウル全体に敷く、シンプルな沐浴マット。
透水性のスポンジでできていて、使った後に洗ったり乾燥させるのがとても簡単。
洗濯機の脱水機能も使えるので、衛生面でも気持ちよく使えます。
ブルーミングバス
見た目のかわいさならば、断然コレ!
ポリウレタンの中綿入りで、厚みがあります。
クッション性が高いので、赤ちゃんにも安心。
沐浴として使わなくなった後は、プレイマットとしても使えます。
スポンジバスベッドを使う
お風呂場に赤ちゃんを寝かすための、スポンジバスベッドを使うという手もあります。
本来は、赤ちゃんと一緒にお風呂に入る時に、お風呂場の床に敷くためのもの。
赤ちゃんの形にくぼみができているので、洗面台の中でも身体の収まりがいいです。
サイズがぴったりなので、洗面台のボウルに敷いて使います。
クッション性もあり、水切れもいいので片付けも楽ちんでけっこう気に入っています。
沐浴の時期が過ぎたら、お風呂場に寝かせるマットとして使えます。(これが本来の使い方)
手に取りやすい価格で、月齢が進んでも使えるので、洗面台沐浴のおためしとしてはオススメです。
実際に洗面台で沐浴してみた
我が家ではこのスポンジベッドを使いました。
西松屋の店舗をフラフラ見ていた時に、「これを敷いたら沐浴できそうかも?」と思いつきで購入したもの。
スポンジには赤ちゃんを寝かせるためのくぼみがついています。
スポンジには引っかける紐もついているので、吊るして乾燥させておくことができます。
このスポンジベッドを洗面台の底に敷き、お湯を張ります。
こんな感じでジャーっと勢いよく。
この時、給湯器などでお湯の温度設定をしておきます。
洗面台が冷たい分、お湯の温度も下がってしまうので、実際に赤ちゃんを入れる時の温度よりも高めに設定しましょう。
湯温計は使っても使わなくてもどちらでも大丈夫。うちは使いませんでした。
ただし必ず、自分の手でお湯を触って、温度を確かめてください!
手のひらではなく、ひじの裏側あたりで確認すると正確です。
沐浴の手順は、ベビーバスを使う場合と同じでOK。
片手赤ちゃんの頭を支えつつ、手早く全身を洗ってあげましょう。
沐浴のための洗面台の洗い方
なんといっても新生児のお世話なので、衛生面で心配になる方もいますよね。
どんなタイプのベビーバスにも言えることですが、沐浴前後で掃除は必要です。
大人のお風呂も新しいお湯を張る前には浴槽を洗いますよね?同じように沐浴グッズもきれいにしておく必要があります。
まずは洗面台の汚れを落とす
洗面台は他の家族が手を洗ったり、歯磨きをしたりする場所なので、沐浴前に汚れはしっかり落としておきましょう。
私はお風呂用洗剤をスポンジにつけて洗い、よくすすいでいました。
洗面台を洗うのはどのタイミングで?
洗面台を洗う作業自体はそんなに大変な作業ではありません。
とはいえ、せっかくきれいにした洗面台で手洗いされてしまったらちょっとショックですよね。
なので、沐浴の時間の30分前くらいから掃除を始めるとちょうどいいと思います。
他の家族の帰宅や歯磨きの時間も考えて、沐浴の時間を設定しておきましょう。
我が家は夕方がわりと時間確保しやすかったので、夕食準備前の16時台に沐浴してました。
洗面台で沐浴をするメリット
沐浴の手順自体は、ベビーバスも洗面台も変わりません。
ただ、ベビーバスを使わないというだけで、ママや赤ちゃんへはメリットがたくさんあります。
腰への負担が少ない
お湯張りから片付けまでのすべての動作が立ったまま行えるので、腰への負担がかなり減ります。
しゃがまないで済むって、本当に楽!
洗面台の上に沐浴布やガーゼ、ベビーシャンプーなどを並べておけば、赤ちゃんを洗う動作もスムーズです。
室内の温度管理がしやすい
赤ちゃんの生まれた時期にもよりますが、沐浴時の温度変化も気になりますよね。
おうちの間取りによるので難しい面はありますが、赤ちゃんが着替えをする場所→沐浴をする場所はできるだけ温度変化が少ない方がいいといわれます。
リビングから浴室ないまですべて空調管理されていて、赤ちゃんのお着替えスペースがつくれる広い脱衣所があって……という環境なら問題ないのかもしれませんが、我が家の1人目産後はお風呂のさむーい脱衣所にヒーターを置いてバタバタと走り回っていました。
脱衣所も寒いし、ベビーバスの置いてあるお風呂場はさらに寒かった……。
その点、洗面台沐浴に変えた2人目は、あたたかい部屋から洗面台まで移動する時だけタオルに包んであげればよかったので、落ち着いて沐浴することができました。
浴室にベビーバスを置いて沐浴するよりも、洗面台周りの温度を整える方が私には手軽でした。
使うお湯の量が少なく、片付けが楽
小さいとはいえ、ベビーバスいっぱいにお湯を張るとかなりの湯量になります。
それが洗面台のボウルの分だけになれば、その分のお湯の量を減らすことができます。
ベビーバスを使った場合、大変なのは沐浴後の片付けです。
ベビーバスの底にお湯の排出用の穴があるタイプならばいいのですが、たらいのようなタイプだと、お湯の入った重たいベビーバスをひっくり返さないといけません。
また、使い終わったベビーバスも、次の沐浴に備えて洗わないといけません。
お風呂場にしゃがみこんでベビーバスを洗うと腰は痛いし、足元は濡れるし、地味にストレス。
洗面台の場合は、栓を開けてお湯を排出すればOKなので、時間もかからず、重たいものを持つこともありません。
使った後の洗面台は立ったまま洗えるので、腰への負担もなく簡単です。
洗面台で沐浴して、少しでもママが楽になろう!
ベビーバスから洗面台に切り替わっただけで、こんなに楽なんだ!と感動するくらいに沐浴が楽になります。
沐浴用のマットなどの道具もネットや店舗で手に入れやすいので、ぜひお試しください。
赤ちゃんを連れておでかけできるような時期になったら、ダイソーの洗えるバッグがあると便利↓↓
コメント