印伝とは、なめした鹿の革に漆で模様を描いた革製品。

両親が印伝好きだったこともあり、思い入れのある伝統工芸品です。

デパートや着物屋さんの一角に並んでいることが多く、目にしたことがある人も多いのでは。

「おばあちゃんっぽい」印象…ありますよね?

でも最近では、伝統技術はそのままに現代的なデザインや模様を取り入れた、オシャレな印伝がたくさん!
「え、こんな柄の印伝あるの!?」と驚くくらい、新柄もどんどん出ています。

愛用している印伝製品とともに、印伝の魅力をご紹介します。

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印傳屋 上原勇七

印伝、といえばだいたいこちらの製品じゃないかというくらい有名なのが印傳屋上原勇七(いんでんや うえはらゆうしち)

印傳屋|INDEN-YA
「印伝」とは甲州に400年以上も伝わる革工芸で、「印傳屋」は1582年に創業した「印伝」の老舗です。

山梨県甲府市に本店があります。

本店の2階が印伝の博物館になっていて、革に漆を乗せる際に使われる型紙なども見られます。
学生時代と昨年と2回入館してます。(どんだけ好きなの)

定番の小紋柄の印伝もたくさんあるんだけど、新柄のバッグとか財布が並んだコーナーがとにかく素敵。
目の保養になりますー!

ブランドサイトからでも限定デザインが見られます。

アトム柄とかもあって、本当に印伝のイメージが覆るから、騙されたと思って一度見てほしい。
あとサイトのデザインもすき。

模様にも意味がある

日本には、動植物や自然をモチーフにした模様に、縁起のいいイメージを重ねて、模様にあやかるという文化があります。

トンボなどの昆虫は前にしか進まないことから「前進する」とか、蔦は生い茂るスピードが速いことから「繁栄」とか。

日本の伝統柄にはそうした縁起モチーフが多く、印伝にもそうした模様がたくさん取り入れられています。

ビジネス用や贈り物の時には、模様の由来についてもこだわるといいかも。

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革の経年変化も楽しめる

革製品ラブな人たちにとって大事な「育てる楽しみ」。
印伝にももちろんあります。

鹿革のさわり心地は人肌に近いといわれ、しっとり柔らか。

使い込むうちに手に馴染み、角が落ちてくったりとします。

よく擦れる部分の漆はどうしてもスレが出てしまうけど、そこも味になる感じがして好きです。

黒革だと目立ちませんが、赤や青などカラーによっては経年で暗く落ち着いた色味に変化していくので、そこも楽しめると思います。

中里印伝製造所の長財布

年明けに新しく印伝の長財布をおろしました。

山梨県甲府市の中里印伝製造所というところのもの。

購入した場所は、山梨県の地場産業センターである「かいてらす」。

かいてらす(山梨県地場産業センター)
山梨が全国に誇る、ジュエリー・ワイン・印伝・ネクタイ・甲州銘菓等、県下一円の地場産業品を一堂に集め、展示販売するかいてらす(山梨県地場産業センター)の公式サイトです

両親が山梨県に出かけた際のお土産としてもらいました。

 

ネット通販がないのが残念なのですが、中里印伝製造所の印伝も現代的な柄がたくさんあってとっても素敵なのです。

黒革に白漆で薔薇の模様が入っています。

全面に薔薇柄で華やかなのに落ち着いた雰囲気。
すごく気に入ってます。かわいい。

アイボリーっぽい漆の色も絶妙で、よく手が当たる部分も汚れが目立ちません。

 

使用数ヶ月なので、まだ革もかっちりしています。

もともと鹿革がやわらかいので、新品でもすっと手に馴染みます。

 

他の革製品って、月日を重ねるうちに手に馴染んでいくじゃないですか。
印伝はもう、その日に馴染んじゃう

これが経年変化でさらにくったりとしたさわり心地になるのがとても楽しみ。

 

1年後くらいに変化の写真を更新したいと思います。

印伝の魅力

鹿革のしっとりとした手触りを体験したいなら、まずはデパートなどで現物を見にいくといいと思います。

あんまり若い人が行かなそうな、デパートの高層階とかフロアの端っことか、そういうところに売り場がありますから。
(ホント、そういう売り場展開の仕方とかでもかなりイメージ損してると思うんだ)

 

古典柄ではなく、現代的な柄が欲しい場合は、ネットでの購入がオススメ。

印傳屋さんはカタログ請求もできるので、ゆっくりじっくり見たい方はどうぞ。
 

すごい熱く語ってしまいましたが、ワタクシ甲州印伝の産業とはいっさい関係ございません(笑)

でも思い入れのある大好きな伝統工芸品なので、この記事で印伝の「古くさい」イメージみたいなのが軽くなれば幸いです。

印伝は、いいぞ!

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